皆さん、おはようございます。
日本語新聞選読の第2回目の授業です。
今日は日本経済新聞の社説「春秋」の記事と福島第一原発の記事を読んでいきます。
①
奴が来た/ 今年も俺を/ 悩ませる。
短歌投稿サイトで目にした一首(いっしゅ)の前半である。
「奴」は花粉症のこと。涙やくしゃみの悩みに共感する方は少なくないのではないか。
同じサイトに「目玉取りたい」という歌も。不穏な表現に、目のかゆみのつらさのほどを実感する。
②
目薬と点鼻薬、飲み薬、そしてマスク。花粉症に負けないための4点セットを欠かせない季節が今年もやってきた。
例年に比べると勝手が違うところはある。新型肺炎のせいで、ドラッグストアの店頭などからマスクが早々(はやばや)と姿を消したのである。
結果として、鼻がムズムズしはじめた時には手が届かなくなっていた。
③
朗報(ろうほう)がないわけではない。世界保健機関(WHO)によれば、中国での新型肺炎の新たな感染は1月下旬から2月はじめにかけてピークを打ち、その後は減少傾向をたどっている。
震源地となった湖北省(こほくしょう)を除けば新規の感染者はかなり少なくなっていて、専門家からは「4月末までには抑え込める」との見通しも出ている。
④
そして安倍晋三首相によると、国内ではマスクの増産が進んでいるそうだ。
こうした情報がどこまで信頼できるのか、いささか心もとないのだが、遠からず町中の店頭にマスクがお目見え(おめみえ)する、と期待したい。
もちろん、マスク無しでも花粉症に苦しまなくても済むようになるのが望ましい。「国民病」と呼ばれて随分経つ。
↓花粉症 百度百科
https://baike.baidu.com/item/%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87/2601538?fr=aladdin
花粉症有多痛苦?日本民众吐槽:比失恋还难受
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1659475063829667500&wfr=spider&for=pc
福島第一原発依然高線量
福島第一原発関連の記事です。
今はニュースでは新型肺炎の流行のため、それに関係する言葉がたくさん使われています。
福島第一原発事故が問題になった時にはやはりそれに関連する用語がたくさん出てきました。
単語を確認して、記事を読んでみましょう。
神戸新聞の中高生向けの教材になっていて問題もあります。
下のリンクからダウンロードしてください。
↓下载
Q:②~④の問題をやってください。
①は福島県大熊町(ふくしまけんおおぐままち)、双葉町(ふたばちょう)です。
Q1:廃炉措置終了までの目標は何年ですか?
Q2:この記事からどのようなことが言えますか?
思ったことを述べてください。
http://www.kangenkon.org/houshasen/basics02.html
新型コロナ 国内感染者950人以上に
3/2(月) 22:13配信
新型コロナウイルス関連のニュースです。
アナウンサーの言葉が記事になっています。記事を読んでから動画を見てみましょう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00010004-tokyomxv-soci
中国でも医療従事者の感染がニュースになっていますね。
特に20代の医師が婚約者や子供を残して亡くなってしまったニュースは日本でも大きく取り上げられました。
原文:https://www.cnblogs.com/nihongo/p/12396482.html